ナギ ナリコのENTREVUE BLOG

「ナギ」ですが時にはあらぶり「エンタメ」「すきなこと」について書く。演劇・宝塚・映画・本、アート・旅行等娯楽、趣味の話とたまにの真面目コラム。

『悲劇喜劇』宝塚特集、読みました!

 

演劇ファンにはお馴染み、雑誌『悲劇喜劇』。

9月号(No.794)は「OH!(この特集タイトルは一体…)、宝塚特集です。

悲劇喜劇 2018年 09 月号

 

元々気になる特集や戯曲掲載がある時は読んでいた雑誌ですが、何せお値段が¥1400位して毎号買うのはちょっとネックでして…(みみっちくてスミマセン)

今回の特集は宝塚に関わりある人達からの寄稿、インタビューや対談等が充実してます。ちなみに戯曲掲載は永井愛さんの『ザ・空気ver.2』と中島淳彦さん作、鈴木裕美さん演出で上演された『宝塚BOYS』。宝塚BOYSはかって実在した宝塚の男子部が舞台のお話しです。

こちらの雑誌、『歌劇』の劇評や寄稿ってちょっと形式ばってて物足りなくなっちゃったわ〜って方に特にオススメですよ~!

お馴染み中井美穂さん、ポーの一族の原作者萩尾望都さん、ダンサー前田清実さんの鼎談をはじめ、バラエティ豊かな、各界で活躍されてる方が色んなテーマでお話されてます。往年のファンの方には懐かしいOGさんや関係者の記事もありますよ!

東宝の支配人としてよく劇場でお見かけする甲にしきさんの宝塚への思いですとか、

大浦みずきさんの妹さんがなつめさんの踊りを思い起こさせるジェンヌさんをつい追ってしまう、宇月颯さんのファンでカンパニー/BADDYかなり通った、という話も素敵でした。

どの記事も読み応え充分でしたが、中でも宝塚のパリ公演に通訳として同行した 演劇プロデューサー中根公夫さんの『愛しき面倒な演劇人』は、自虐とユーモラスな語り口、当時のタカラジェンヌ達の意外な?一面がうかがえる味わい深い文章でした。

2.5次元と宝塚、歌舞伎と宝塚の話題、作品ではBADDYへの言及がなんとなく目がいったかな。意外と『歌劇』ではあまりないレビューについて言及されている方も多かったですね。宝塚は『TAKARAZUKA REVUE COMPANY』ですからね!

 

あと個人的気になった内容…

劇団演出家からの寄稿は小池修一郎さんと原田諒さんでした。

小池先生は宝塚の歴史的な文脈からの話が中心でしたが…「トップスターという存在が固定されているのですから、演目によって相手役を変えるほうが物語のバリエーションは増えると思います。」と言った記述が。

もちろんトップ娘役を決めないことはファンの異論を招く、とファンの気持ちにも触れているのですが…え…イケコ「座付き」演出家としてトップコンビについてそういう風に思ってるの?!とちょっと…。「これから何が起こるかわからない」みたいな〆だったのもモヤモヤ。大筋は客観的な記述だったので私が穿ち過ぎなだけ、かもしれませんが。

というか(まだ続ける)、昔トップスターの相手役が固定化されていなかったのって、今よりずっとトップの在任期間が長かったこと、公演数も少なく、スカステもなく割とジェンヌ人生の時間的余裕があったからだと、私は(勝手に)思っているのですが。(おそらく、言い方悪いですが)今の酷使されまくって、大体大劇場5作、二年半位で卒業してしまうトップ二人に、それはないよな~…と思います。トップコンビは言うなれば唯一無二の仕事のパートナーですよね、コロコロ代わるべきじゃない。娘役を軽視してる感もありますしね…(あとそんなに柔軟に娘役に役描ける座付いますか…ゴニョゴニョ)

絶対この2人はカップル!コンビ!という理想化された男女の姿が観たいんですよ!観客は!

 …と大部分イケコへのツッコミでしたが、原田先生についても。これからの「宝塚らしさ」を模索してる内容でしたね。今の定石とされる演出へのあれこれ等。他の舞台にも詳しく、勉強熱心な方だな、と。(何目線ですか、わたし)

原田先生!そこは今こそ洋物ショー作家デビューですよ!(強調)

詳しくは!是非誌面でご確認下さい!

ここで紹介した箇所は本当極々一部分ですので。

ではでは本日はこのあたりで。

予定変更してますが、次こそは凱旋門と併演の『Gato Bonito!!』のレビューをお届けします~!

ナギナリコでした。

 

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